日本キリスト教児童福祉連盟からのご依頼を受けて、台北市にある児童養護施設「台北市私立聖道児童の家」の劉施設長と、「台北市愛慈社会福利基金会」の鄭主任が5月14日、15日にれんげ学園に来園され、宿泊研修が行われました。先日起きた地震について危惧していましたが、台北市では今回の地震の影響は大きくなかったとのことでした。
台湾の児童養護施設の状況についてお聞きしたところ、我が国と同様に子どもたちやその家庭背景の問題、そして職員の人材確保と定着・育成などの課題が大きいとのことでした。
今回は東大和市在住で台湾語が話せる通訳の方に助けていただきながら、とても熱心に質問されるお二人に、東京の社会的養護の現状や、れんげ学園の今後のビジョンなどをお伝えしました。蓮花苑の理事長も交えての国際交流・懇親も行い、とても有意義な時間を過ごすことができました。
コロナの関係でしばらく行えなかった国際交流も、少しずつ再開が可能になりました。今度は私たちを台湾に招いていただけると伺い、両国の交流をとても嬉しく感じる機会となりました。