子ども達の成長

 

いつもれんげ学園のホームページをご覧いただきありがとうございます!

未だ新型コロナウイルスの影響でヒヤヒヤする日々・・・。「早く以前のような行事の開催や日常生活に戻ってほしい」と願っているうちに、新しい年になってしまいました。

 

相変わらずのコロナ禍ではありますが、以前好評だった職員によるリレーコラム「れんげのおはなしPART Ⅳ」を2023年度よりスタートして、少しでも皆さまにれんげ学園や子ども達の様子、職員の想いを知っていただればと思います。

 

最初のテーマは「子どもたちの成長」です。

子どもたちと日々生活している中では、楽しいことばかりでなく衝突することも多々あり、時には目の前の問題から逃げ出したくなることもあります。

しかし、ふとした時に子どもの成長に触れ、そんな時はあらためてこの仕事をしていて良かったと感じます。今回はそんなエピソードをご紹介します。

 


エピソード1 「どうせ」                        

将来や人に対してどこか諦めているのか「どうせ」という言葉が口癖のA君。

そんなA君が将来についてだんだんと語るようになり、「頼れるのはホーム職員」と話すようになりました。

 

 

職員はそんなA君の様子を見て、心の中でうれし涙を流しそうになりました。

エピソード2 「成長」

 

職員がお手紙をB君に渡した時の出来事です。

渡された手紙をB君がカタコトながら頑張って読み始めました。

 

B君はひらがなだけでなく少しずつ時計を読めるようになったり、喋り方もお兄さん達を真似したりと、とても頑張っています。

 

いずれ職員が手助けすることがなくなるのかな、と考えると少し寂しさを感じますが、これからもB君の日々の成長をサポートしていきたいと強く思いました。

ふたつとも、とても些細なエピソードですが、日々の生活の中でのふとした出来事に子どもの成長が感じられ、あらためて「この仕事をやっていて良かったな」と思う瞬間でもあります。

 

「れんげのおはなし PART Ⅳ」では、「職員から見た子どもたち」を皆さまにお伝えしていきます。