れんげ学園では本体施設の改築工事や新型コロナ対策のため、ここ数年は職員が一堂に会することが出来ませんでした。今回、緊急事態宣言が解除されたことで、換気や消毒を十分に行ない、マスクを着用した上で、全職員を対象とした施設内研修を行うことが出来ました。
久しぶりに職員全員が集う研修では、私達の支援の根幹とも言うべき“養育”というテーマに沿ってディスカッションを行いました。全国児童養護施設協議会から出版されている『この子を受け止めて、育むために』の冊子を教材として、明確な答えを出すことが難しい“養育”について、職員それぞれの価値観を共有する場となりました。
職域やキャリアを超え、時には真剣な眼差しで、時には笑顔も交えて、職員が熱く語り合う、とても有意義な研修でした。